琵琶湖よし笛

幸音湖とは?


「琵琶湖よし笛  幸音湖」は「日本よし笛協会」認定のよし笛です。

「ヨシ」に吹き口「タケ」を組み合わせた楽器で1998年、菊井了(さとる)氏によって日本で初めて考案創始されました。

指孔を全部押さえた一番低い音はピアノのファにあたるF管に調節されており、約1オクターブ半以上のおとがでます。

自然素材、すべて手作りで、マウスピースの構造により初心者でも簡単に音階を奏でることができます。

いたずらに加工を施さず、自然の響きを大切にしている「琵琶湖よし笛」は自然環境に思いをはせるのにふさわしい楽器といえるのではないでしょうか?

琵琶湖からの贈り物、「琵琶湖よし笛」の継承と発展に精進したいと思います。

仕様

琵琶湖よし笛「幸音湖」
琵琶湖よし笛「幸音湖」

 物件名:よし笛

商品名:「幸音湖」

                 商標登録第6155976号

                (琵琶湖よし笛)

方式:縦笛式

素材:本体*琵琶湖産ヨシ

   マウスピース*タケ

   ブロック*木材

種類:F管 

    (一番低い音はピアノのファF)

寸法:全長約240ミリ

音域:約1オクターブ半以上出音可能


幸音湖の特徴

(1) 軽くて小さいので持ち運びに便利。

(2)自然の音色に癒される。

(3)リコーダーの運指に似ているので気軽に始めることができる。

(裏側に穴はありません)

 

個人やグループで楽しまれる他、地域や環境保全のイベント、環境学習の一環として出前授業にご利用いただいています。

お取り扱いのお願い

自然素材を用いたすべて手作りの笛の為、気温や湿度等の環境の変化によって、音程に変化があります。

環境に応じて息の出し方に工夫をして吹奏していただきますようお願いします。

 

・初めての吹奏は短時間から始め、徐々に増やして楽器を慣れさせる。

 ・冬場は結露を防ぐため、息や手で笛を温めてから吹奏する。

・分解しない。

 ・強い力を加えない。

 ・U字型の音源部分は絶対触れない。

 ・吹奏後はカビを防ぐため、自然乾燥させてから保管する。

 ・水分を取ろうとして強く振らない。

 ・熱源で直接乾かさない。

・内管を布等で擦らない。

 ・食事の直後や、甘い飲み物の後は唾液が出やすく、つまりやすくなる恐れがあります。

 ・破損などによる危険を避ける為、小さなお子様のお取り扱いは充分にご注意ください。


琵琶湖よし笛

幸音湖を楽しもう♪


奏で方

持ち方と姿勢

写真のように構え、真っ直ぐに息を吹き込みます。

 

くわえ方

上唇はマウスピースの上側に軽くかぶせ、下唇はマウスピースの下方に軽く押し当てます。

指使い

穴は7個あります(裏側にはありません)。

マウスピース側から、左手の人差し指、中指、薬指。

右手の人差し指、中指、薬指、小指。と指の腹で隙間ができないように押さえます。

肘は力まず、自然体で。

音の出し方

タンギング

 舌を使って息を切る奏法です。

フォー (ド)

リュー (ソ)

ツゥ― (高いソ)

等使い分けます。

腹式呼吸 

口から息を吐くとお腹がへこみ、息を吸うとお腹が膨らむ息の方法です。

横隔膜が楽に上下するので、肩に力が入らず吹奏に適した呼吸法です。

その他

指をスライドさせて自然素材のよし笛ならではの経過音が楽しめます。

 参考動画

越天楽(えてんらく)

運指表

高音、半音は笛によって指使いが異なる場合があります。

チューナー等でご確認ください。

練習曲 かえるのうた

 同じ音が続く時は指は押さえたままでタンギングで吹きます。

出来るようになったらお仲間と輪唱してみましょう。